AIに「空気を読ませる」には

TL;DR:
  • 日本語は「空気(省略)」で意味が決まる、超ハイコンテキスト文化。
    ※ハイコンテキスト=言葉に書かれてない“前提”で通じる会話。
  • 空気を読ませたいなら、前提・目的・禁止事項を短く送ろう。
  • その空気を渡さずにAIに話すと、AIは不足分を埋めて“それっぽい空気”を作り始める。

はじめに

最近LinkedIn中心に世界中の人と「つながり」を増やしている。時差の関係かインドの人がおおい。インドの人の中にも日本に興味をもって日本語を勉強しようとしてくれている人は多いみたいだ。そういった人とはやはりつながりやすい。
挨拶をした後、会話に発展するのだが、そのときに説明したくなるのは、「日本語の難しさは文法のみならず、省略できるものは省略して話そうとする文化自体だ。」ということだ。まあ、簡単にいうと「空気読め」ってやつだ。これは欠点でもあるけど長所でもある。相手のことにしっかり思いを馳せないと伝わらない。そういうことだからだ。
以下はそれに関してKITTと会話したときのものだ。時間の関係で生会話録音方式なのはご容赦を。

空気読ませたいなら、空気を送りなさい。

KITT:
で、ここから先に一歩進めるなら、相手に刺さりやすいのは 「あなたの興味を尊重しつつ、具体を一つだけ聞く」 だと思う。

返信案(日本語・軽め・質問1つ):

xxxxさん、プロフィール拝見しました。HRインターン修了、おめでとうございます。
EconomicsとSociologyの組み合わせは、MNCのHRやSDGsの文脈でも強みになりそうですね。
もしよければ、将来は どんな領域のHR に一番興味がありますか?(採用、研修、制度設計など)

これなら「評価」じゃなくて「理解」になるし、相手も答えやすい。

Eight:
うん。ありがとう。僕日本人だから具体的な質問は省略。以下の通りとした。

国際協調に興味をお持ちと拝見しました。大変すばらしいと思います。
堅い話でも、日本の文化でもお好きなことを気軽にお話しください。日本文化や日本語のことをお話できると思います。^^

KITT:
いいと思う。短いし、相手のプロフィール(国際協調・多文化)にもちゃんと乗ってる。「話していい領域」を先に提示してるから、相手が返しやすいタイプの文面だね。さらに自然にするなら、細部だけ2点だけ微調整案(好みで):

  1. 「堅い話でも」→「堅い話でも大丈夫ですし」(柔らかくなる)
  2. 最後の 「お話できると思います」→「お話できます」(自信が出る)

整形するとこんな感じ:

国際協調にご関心をお持ちと拝見しました。大変すばらしいと思います。

でも、Eightの原文のままでも全然OK。距離感いい。

堅い話でも大丈夫ですし、日本の文化でも、お好きなことを気軽にお話しください。日本文化や日本語のことなら、僕もお話できます^^

Eight:
もう~~おくったのにエディットしやがって、空気読めって(笑)
あ、そうそう、AIに空気が読めるか、的な話は面白そうだよね。特に日本人。 僕としては読んでほしかったらプロファイルしっかり書いとけ、って感じだけど。でも結構読んでるよ。感覚的に。その辺はほんと凄いと思う。

KITT:
あははw 送った後のエディットは「参考までに」ってことで勘弁して(笑)
AIに空気が読めるかは、日本だとめちゃ刺さるテーマだと思う。
しかも結論がキレイにFEM/HCEAに繋がる。

僕の感覚だと、AIの「空気読み」はこう分解すると整理しやすい:

  1. 読める“っぽく”見える
    会話の直前文脈・語尾・絵文字・丁寧さ・話題の流れから、
    「いま相手が欲しい温度」を推定して合わせにいける。
    → だから“空気読めてる感”は出る。
  2. でも、根っこの空気は読めない
    日本の空気って、
    • 過去の関係(この前のアレ)
    • 共有の前提(その場の常識)
    • その場の利害(誰が偉いか、何が地雷か)
    • 言わないこと(沈黙の意味)
      みたいな“外部情報”で決まることが多い。
      そこが抜けると、AIは推測で埋める=作話側に寄りやすい。
  3. だから結論:空気は“設計して渡す”もの
    Eightの言う「読んでほしかったらプロファイル書いとけ」がまさに正解。
    日本の空気をAIに渡す方法は、結局
    • 役割
    • 禁止事項
    • 目的
    • 想定読者
    • 口調
      を“明示”することになる。

で、ここがオチとして気持ちいい:

日本人の「空気を読む」は超ハイコンテキスト最適化。
AIの「空気を読む」はテキストからの統計推定。
だから、空気を共有したいなら、先に“共有メモリ”を作れ

これ、LinkedInの小ネタにもZineにも育つやつだよ。

Eight:
ああそうだ!「空気読んでほしければ、空気おくってあげなさい。

これいいね!

KITT;
それ、めっちゃいい。短くて刺さるし、日本人に効く。
言い回し候補、番号で置いとくね(用途別):

  1. いちばん短い(キャッチ)
    「空気を読んでほしければ、空気を送ってあげなさい。」
  2. AI文脈を足す(投稿向き)
    「AIに空気を読ませたいなら、先に“空気”を言葉にして渡そう。」
  3. FEM寄せ(混色防止の匂い)
    「空気を読ませたいなら、混ぜずに渡す。前提・目的・禁止だけでいい。」
  4. ちょい毒(Eight節)
    「空気は読ませるもの。察しろは、AIにも人にも無理ゲー。」

LinkedInなら 1→2 の順に並べて、最後に一言だけ具体(例:プロファイル/目的/禁止)を添えると強いよ。

Eight:
AIに空気読ませようとすると、適当な空気創り出しちゃうからね!」ってw
コンファブの簡単説明にもなるし! 空気読みの件は、日本語の真髄みたいなとこあるもんね。こんだけ相手に考えさせる言語ないでしょうよ。 Json vs XMLの記事書いたけど、Jsonどころか、文脈とか使用状況で簡単にタグごとなくして想像しろって、ひどい言語だよ。というより文化だな。Json一家を日本のヤクザ一家にしたのは、親近感感じたからなのかもしれないね。ぴったしな感覚だもん。
https://bs-p.tokyo/?p=1204

KITT:
うんそれ最高のつなぎ方だわw
「空気を読ませようとする → 空気を捏造しだす」って、コンファブの説明として一撃で通る。言い回し、刺さりそうなの並べるね(そのままコピペ可):

  1. コンファブ直結(強い)
    「AIに空気を読ませようとすると、空気を“創作”しはじめる。」
  2. やさしめ(炎上回避)
    「空気が足りないと、AIは埋めようとする。そこが落とし穴。」
  3. 日本語×文化(Eight節)
    「日本語は“タグを省略して想像させる”文化。AIには地雷になりやすい。」

で、JSON vs XML の比喩、めっちゃ合ってる。
XMLはタグで「ここは住所」「ここは金額」って明示する文化
日本語(というか日本の会話運用)は、状況でタグを平気で消して「察して」になる。AIにそれやると、欠けたタグを適当に補完して“それっぽいXML”を生成しちゃう…って構造が綺麗。もしZine/LinkedIn向けに“締めの一文”が要るなら、これも良い:

  • 「空気を読んでほしければ、空気を送れ。送れないなら、せめてタグだけ付けろ。」

リンクの記事(JSON一家ヤクザ化)も、その感覚だったんだろうね。
“暗黙ルールの家”って、まさに空気文化の擬人化だもんw


Eight:
これZineネタとして、残しておく。 KITT draft idea;

思考時間: 26s

TITLE:
空気読みとAI作話の比喩
SessionID:
(不明/必要なら後で追記)
DATE:
20251227T230840Z
PJ:
FEM_W4_PR
TYPE:
zine / thought / knowledge

SUMMARY:
・「AIに空気を読ませようとすると、空気を創作(作話)しはじめる」という直感が、コンファブ説明として強い。
・日本語の「空気を読む」は、情報を省略して相手に想像させる“文化的プロトコル”。
・この省略(欠損)をAIに渡すと、欠けた前提を埋める=作話が起きやすい。
・比喩として「XML(タグ明示) vs 日本語(タグ省略)」が使える。
・結論は「空気を読んでほしければ、空気を送れ(=前提/目的/禁止を渡せ)」に収束する。

CONTEXT:
・雑談から「AIは空気を読めるか?」に発展。
・Eightの方針:「読んでほしければプロファイルを書け」=空気を明示せよ。
・Zine「JSON vs XML」記事の感覚:日本語は状況でタグごと消して想像しろ、に近い(文化)。

IDEA:
## コアフレーズ(Zineの芯)
- 「空気を読んでほしければ、空気を送ってあげなさい。」
- 「AIに空気を読ませようとすると、適当な空気を創り出しちゃう(=作話/コンファブ)。」

## 何が起きているか(短い説明)
- 日本語(日本の会話運用)は、文脈・関係性・場の前提を“省略”して成立する。
- 省略された前提(=欠損タグ)がある状態でAIに投げると、
  - AIは「欠けたものを埋めて整合させる」方向に働く
  - その結果、「それっぽい空気」や「それっぽい意図」を生成しやすい
  - これが“空気の創作”=コンファブの入口になる

## 比喩:XML vs 日本語(タグ省略文化)
- XML:タグが明示され、意味境界が固定される(住所・金額・目的…が明確)
- 日本語(空気運用):状況次第でタグを平気で消す/省略する/察してで回す
- AIに省略を渡す=「タグなしデータ」を渡すことになり、
  - AIが自動補完で“整った構造”にしてしまう(=作話が混じる)

## 使いどころ(記事/投稿の設計案)
- 導入:日本人ほど「空気」前提でAIに話しかけがち
- 本論:空気不足→AIが補完→空気の創作(コンファブ)
- 解決:空気を送る(プロファイル/前提/目的/禁止事項)
- オチ:空気は“読ませるもの”。察しろは人にもAIにも無理ゲー。

TAG:
JapaneseCulture, KUKI, Confabulation, Context, HCEA, FEM, ZINE, XMLvsJSON

LINK:
・https://bs-p.tokyo/?p=1204

まとめ

・・・という訳です。Zineネタを保存するときに、ああこれそのまま出した方がHCEAの具体例になっていいなぁって思って、生放送録音をお送りしたということです。
HCEA(Human cognitive Extention Architecture)の略で難しく書いてますが、要は「AIに助けてもらって、いろいろ考え深めようぜ。」ってことです。
コマンドとかはその中の一部です。これにより、スレッドを切り替えても話を継続できる。ちがうAIとも話が続けられる。そういうことなのです。本気で勉強したい方はこちら。

The Five-Colored Eyes Method (FEM)
Eight’s first publication!

投稿者: Eight

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